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久し振りに蜷川シェークスピア [演劇]

久し振りに舞台を見ました
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蜷川幸雄が演出を手掛けるシェークスピア作品
今回は「ジュリアスシーザー」 劇場は さいたま芸術劇場 昨日が初日

出演は 阿部寛(ブルータス) 吉田剛太郎(キャシアス)藤原竜也(アントニー)横田栄司(シーザー)

「ジュリアスシーザー」はシェークスピアの作品の中でも名高いローマ悲劇です

ローマの楚を築いたシーザーがキャシアスにそそのかされたブルータスに殺されてしまい
(ブルータスお前もかで有名な)その後ブルータスはシーザーの腹心アントニーに討たれるというものです。

舞台装置はやはりさすが蜷川作品という感じのするもので
舞台は平面ではなく
舞台いっぱいに15~6段のグレーの階段が作ってあり

最上段にはこれと同じものがデンと据えつけられています
kapitorinusu.png
ただし石膏像になっているので真っ白です

これは何を意味するかというと
この像、「カピトリヌスの雌狼」というものでオオカミの乳をのんでいるのが
伝説上のローマ建国の王ロームルスとその双子の兄弟レムス

この階段を役者が駆け上がり駆け下り 舞台狭しと動き回るのです

役者は市民以外は真っ白な衣装 彫像もすべて白
そこで繰り広げられる惨劇で真っ赤な血にそまるので
グレーの階段、 白い衣装、 赤い血が 鮮烈な印象を観る者に与えます

又役者は客席の通路を何度もとおって登場するので一階席の人は役者の息遣いや汗も
間近に感じられるのではないかと思いました

私はチケットが2階席しか取れず上から見下ろすような感じですが
それでも16段もある階段で演じられるお芝居を観るには丁度よいとも思えました

まあ、それにしてもシェークスピア劇は台詞が膨大で超長 聞いているだけでも大変なのに
覚える役者はすごいなあと感心してしまいました
そして16段の階段を上ったり下りたりの運動量
途中階段で何度も足を踏み外す場面も(演技ではなく)ありヒヤリとしました

そして皆様階段上り下りで台詞が若干息切れ気味でした
役者も大変ですね

舞台の写真は撮影できませんでしたので
入口のお花だけ
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蜷川シェークスピア 見ごたえあり
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蜷川シェークスピア [演劇]

やはり、というか
わかってはいたけどというか
人気が高いんでしょうね?

チケットが取れません

良い席の

久し振りに蜷川シェークスピアを観ようと思いました

「ジュリアスシーザー」

ジュリアスシーザ.png
(彩の国芸術劇場HPより)

S席も二階の席のみというし、
A席とあまり変わらないところしか残っていないので
A席を取りましたが、 二階バルコニーの一番端っこです


「花子とアン」の 炭鉱王 演じる 吉田剛太郎様も 勿論出ます

蜷川シェークスピアこれでみるのは4つ目になります。
どんな舞台装置なのか
どんな衣装なのか10月公演が

楽しみです。

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蜷川シェークスピア 「リア王」 [演劇]

毎年、一つは観ようと思っているものに

蜷川幸男演出のシェークスピアシリーズがあります

一番最初に観たのが、2006年の  「タイタスアンドロニカス」

二つ目が        2007年の  「コリオレイナス」

そして             今年は  「リア王」 です

劇場のさいたま芸術劇場は

 

大宮から数駅の与野本町にあります

我が家からは一時間程の場所ですのでそう遠くはありません

話の筋は、ご存知とは思いますが、次のようなものです

「古代ブリテン、老齢に達した国王リアは自らの引退を宣言し、三人の娘を呼び集め「親を思う気持ちが最も深い者に、最も大きな贈り物を授ける。」と言い放つ。長女ゴネリル、次女リーガンは美辞麗句で父を称えるが、末娘コーディリアは素直な気持ちを伝え、父の怒りを買う。リアに勘当されたコーディリアはフランス王の求婚を受け宮殿を去り、王の乱心をいさめようとした忠臣ケント伯爵も国外追放を言い渡される。
リアの臣下、グロスター伯爵の嫡男エドガーは、父の財産と地位を狙う私生児エドマンドの策略にはまり、気違い乞食に姿を変え荒野へ逃亡する。一方、手のひらを返したようなゴネリルとリーガンの冷酷な仕打ちに絶望の淵に突き落とされたリアは正気を失い、道化だけを伴い荒野をさすらう。
嵐の荒野、風雨の中にリアの咆吼が響き渡る。
そしてリアとグロスター、二つの家族全員に残酷な運命が待ち受ける・・・。 」

                                     芸術劇場ホームページより

舞台装置はまさに能舞台そのもの 大きな松ノ木を背面に描き

無駄を排し

台詞が全て

和楽器による効果音、洋楽器によるBG,など蜷川流というのでしょうか? 毎回驚きますが

納得もします。

私は演劇評論家ではありませんので、何がどうとお話するつもりはありませんが、

やはり主演の平幹二郎は素晴らしかった、の一言でしょうか?

70歳を超えても衰えぬ声の張り、膨大な台詞を覚えるその記憶力、

思わず涙が出てしまうその演技力は他を圧倒するものでした。

又、脇を固める役者にも少なからず感動いたしました。

もちろん、舞台経験が少なく、声は通るが聞き取りにくいという役者も居ないわけではない

のですが、テレビで冴えない役回りの多い役者でも舞台で光る注目株には心躍るものです。

 

舞台がはねたのが夜10時20分。 帰宅は11時をまわりました。

夫の為に作っておいたカレーはすっかりなくなり、お鍋は綺麗に洗ってありました。

私は、ちょっと残っているかな、と期待していました。 何しろ軽い夕食が5時でしたから、、、。

素晴らしい舞台の後に待つ悲惨な現実、、、。 人生はそんなものかも。

 


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蜷川シェークスピアシリーズ [演劇]

昨年大変魅力を感じた蜷川シェークスピアを今年も観に行くことにしました。
今回は「コリオレイナス」というローマ史劇です。

劇場に入ると、いい香りがします。 そう、数多くの協賛企業や、藤原竜也などの役者仲間からのお花の台が所狭しとならんでいます。 おそらくいい香りは百合でしょう。 初日が23日ですから、まだ一週間、花も元気です。 舞台は写真撮影禁止ですが、この花は撮影しているファンがいっぱいいました。

主演は唐沢寿明です。 脇をかためるのは 白石加代子、勝村政信、吉田鋼太郎、瑳川哲朗など。
シェークスピア劇を観て毎回思うことですが、この長い台詞を役者さんはどうやって覚えるのだろうという疑問。 私は常に記憶喪失気味なので役者さんは皆様天才に見えます。

役者には劇団出身者もいれば、そうでない人もいます。 やはり、劇団出身者は声が良く通るし
貫禄がありますね。 私自信は吉田鋼太郎がすばらしいな、と思いました。 又、勝村政信の
出来上がりが素晴らしいとも思いました。 テレビでさえない役回りの人が舞台では素晴らしい役どころを得、見事に演じるというのは前回の「タイタスアンドロニカス」でも感じましたが、今回も同様です。 熱演の唐沢寿明は喉を痛めたのか声がすこしかすれて
惜しい気がしました。
 
長い台詞を根気よく聴くのにはエネルギーが要ります。 両脇のおばちゃんは殆ど寝ていました。 
でも、最後のカーテンコールの時だけはやたら元気でしたから誰か知り合いが出演していたのかも知れませんね。

私は駅で買ったコーヒーキャンデーを舐めて寝ずに済みました。

席はRでしたから、オペラグラスが必要でした。 もっと前だったらと悔やまれました。

般若心経で幕が下ります。 不生不滅不垢不浄不増不減是故空中、、、、、昨年暗記した
のでよく分かります。 これが蜷川なのでしょうね。


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見てきました 「タイタスアンドロニカス」 [演劇]


蜷川幸雄のタイタスアンドロニカスをさいたま芸術劇場へ見に行ってきました。
実は蜷川の作品を見るのはこれが初めて。
劇場の入り口には白い衣装がズラーと並んでおり、こういう雰囲気って
普通のお芝居の劇場にはないんじゃないかしら?
そして開演10分前に座席につきましたが、既に舞台上には役者が「えー、」とか
「うー」とか発声練習をしていました。そして、その傍らには
なま蜷川氏が立っているではありませんか!ちょっと感動。 思ったより背が高い。
そして、彼の「さー、始めるよ」の一言でお芝居がはじまるのですよ。
お芝居そのものもさることながら舞台装置、衣装もすばらしいものでした。
森の中をあらわす大きなハスの葉っぱ状のものが舞台狭しとならんでいるのですが、
木も全部白一色なのです。 これがここで行われる凄惨な事件を尚さら強調するのですから
これも蜷川マジックなのでしょうか?

私の席は前から2列目でしたから、役者の口から細かいつばの飛沫までみえました。
しかも役者はセンター席とサイド席の間の通路を頻繁に通るので役者を近くで見たい
人にはもってこいです。若手の小栗旬が悪人のムーア人役をすばらしい出来栄えで演じ、
麻美れいさんは元宝塚トップスターの迫力とスタイル!
吉田鋼太郎さん、皆さんすばらしかったでした。真中瞳さんは役柄にふさわしい
汚れなさが切なさをさらにかきたてていました。
皆さんのせりふの量には驚きます。シェークスピアですから、その一言一言が意味が
深いしね。 こういうものを演じるとき役者冥利に尽きるのでしょうね。

少し蜷川舞台にはまりそうです。


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